【星の王子さま】あらすじを簡単にまとめてご紹介!

by - 6月 21, 2023


アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの代表作「星の王子さま」。内容は知らなくても、このタイトルは誰もがいちどは聞いたことがあるかと思います。子どものころ、読んだことあるけど忘れてしまった、という人もいるのではないでしょうか。そんな人へ、サクッと読んでいただけるよう、あらすじを簡単にまとめてみました。

簡単に読む「星の王子さま」あらすじ。


幼少のころ画家になることを目指していた主人公(ぼく)は、ウワバミ(大蛇)が象を飲んだ絵を描きました。それをみて「帽子の絵だ」と軽んじたおとなに対して失望してしまいます。そうして、6歳で画家の夢を諦めた主人公(ぼく)は、おとなになって飛行機の操縦士になりました。

そんな主人公(ぼく)はある日、飛行機のエンジンの不調によってサハラ砂漠に不時着してしまいます。生か死か、孤独を感じつつ眠りについた翌朝「ヒツジの絵を描いてほしい」という声に起こされました。それが星の王子さまだったのです。
主人公(ぼく)は、ヒツジの絵をいくつか描きます。王子さまはなかなか満足しませんが、最後に描いた、ただの木箱をとても気に入りました。箱のなかには「想像しているヒツジ」がいたというわけです。

そうして主人公(ぼく)は王子さまとの会話のなかで、王子さまの星のことを知っていきました。小さい星のB-612からやってきた王子さま。その星には、大切にしていた美しいバラがひとつだけ咲いていたことを主人公(ぼく)に話しました。
王子さまがここにきた理由は、大切にしていたバラが強がったり、嘘をいうことが嫌になったからです。そのバラを置き去りに自分の星から宇宙に旅立ちました。

旅に出た王子さまは6つの星を訪れます。王さまや実業家、地理学者などに出会いましたが、どの星も王子さまにとって魅力的ではありませんでした。そんななか、7つめに降り立った地球では、本作品のキーポイントとなるヘビやキツネと出会います。

ヘビは、王子さまが自分の星に帰りたくなったとき、自分の存在が必ず役に立つといいました。いつでも会いにくれば良いということを。



そうして王子さまはキツネと出会います。王子さまが少しずつキツネをなつかせたことで、お互いがかけがえのない存在だと感じるようになりました。キツネは王子さまとお別れするまえに、秘密のことばを教えます。それが有名な「大切なことは目に見えない」でした。

キツネの言葉によって、王子さまは「本当に大切なこと」についていろいろとわかるようになりました。自分の星に置き去りにしたバラのことを思い、王子さまは星に帰ることを決めるのです。

主人公(ぼく)とのお別れの日、寂しがる主人公に王子さまは「星々の笑い声」の贈り物をしました。そうして王子さまはヘビにもういちど会いにいき、ヘビのちからを借りて自分の星に帰って行ったのです。



「名言集」との併用でよりわかりやすく。



「星の王子様さま」のあらすじを簡単にご紹介してみました。多くの人が知っている不朽の名作ではありますが、哲学的な言葉が多く含むため、あらすじがよくわからないと思う人も多いのではないでしょうか。

そんな哲学的な言葉を「名言集」として以下の記事に書いてみました。


謎解きを加えた解説つきで、20ほどピックアップしています。
今回の記事とともに読んでいただくと、
ストーリーの大まかな流れが分かってもらえるかと思います。

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